私の主婦歴はおよそ13年。新婚当初からずっと使っているキッチングッズはあるかな？！ と、自宅キッチンを見まわして考えてみた時に、真っ先に思い浮かぶのがピーラーです。
何度も引っ越したし、2年間の海外生活もありましたので、 その間にいくつか別のピーラーを買ったりいただいたりもしましたが、やはりこれ・・・ 100円ショップで買った、魚型でおしゃれともスマートとも言い難いこのピーラーを手に取ってしまうんです。

なぜこれを10年以上愛用しているのか？手に持つと、気分がアガル！んです。
 

まずはピーラーとしての切れ味の良さ。他の物よりものすごく切れ味が良いわけではありませんが、有名ブランドの物と比べても劣ることはありません。
次に、うろこの様に配置されたおろし部分。私は生姜やニンニクを料理に使うことが多いので野菜の皮をむくのと同じくらいの頻度でおろしも使っています。おろしと下の受け皿がセットになった大きなものもありますが、使うのは大量におろす大根か長芋の時くらいです。なぜなら受け皿も洗わないといけなくなるから・・・。魚型ピーラーでおろすと、 食卓に出すお皿に直接おろしても、おろし自体が小さいので飛び散りが少ないのです。
じゃがいもの芽などをとる部分も相当使います。これまで何百、いやもしかすると何千のじゃがいもの芽をくりぬいたであろう働き者。 ピーラーにこの機能を付けようと考えた人は本当に偉いと思います。
そしておそらく一番大きな理由が、「気兼ねなく使える」これだと思います。生姜をおろした後、残った繊維を落とす時、トントンっとシンクや手でたたきますよね。シンクもおろしも傷つくことがない安心感。もちろんどこも割れたり欠けたりしていないんですよ。

考えてみると、いつもつい手にしてしまう定番のものには共通するところが多いのかもしれません。
機能がよく、気軽に使えて、片付けが簡単、長持ち。だから、気分もアガル！そんなものが身近にあるだけで、キッチンで過ごす時間がキラキラし始めます。