洗面リフォームで家族全員が使いやすい洗面所に
洗面所は家庭によって脱衣所、ランドリー兼用の役割をもっていることが多く、特に湿気がこもりやすい場所です。
防湿・防カビ対策はもちろん、家族全員が快適で使いやすい洗面所にリフォームするには、生活動線の見直しが効果的です。
当社リフォームはエコカナスタッフが丁寧にヒアリングした後にリフォーム専門部署に引継いで、ご家庭のライフスタイルや洗面所の使い方に合わせた洗面リフォームのプランをご提案をさせて頂きます。お客様のご要望をお気軽にお聞かせ下さい。
洗面化粧台を選ぶ
洗面リフォームは、大掛かりなリフォームと思われがちですが、既存の洗面化粧台とサイズが同じで、設置場所など大きな変更がない場合、約半日から一日程度で取替え工事は完了します。
同じサイズの洗面化粧台でもメーカーごとに特徴があります。選ぶ際は大きさや素材、機能など家庭に合わせて考えてみましょう。
洗面化粧台を選ぶ際に気をつける3つのポイント

●お部屋にあったサイズを選ぼう
洗面化粧台を設置する部屋の広さ(間口・奥行き・高さ)をチェックしましょう。洗面化粧台のサイズに加えて、必要な収納量のキャビネットサイズも合わせて考えると、より具体的にイメージすることが出来ます。
●洗面ボウルのサイズは用途に合わせて考えよう
手洗いをするための手洗い器と、洗顔をする洗面器は必要なサイズが違います。底が浅かったりサイズが小さいと水跳ねがひどくなってしまいます。洗面ボウルを選ぶ際はサイズに注意しましょう。
●水栓金具の設置位置、形状に注意しよう
水洗金具の位置や形状によっては、バケツにお水を溜めずらい、靴が洗いにくいといったケースもあります。
蛇口が伸ばせるシャワー水栓や、壁付けのシンプルな形状の物を選ぶとよいでしょう。
メーカー既存品の洗面リフォーム
メーカーが制作販売している既存の洗面台にはシステムタイプ、ユニットタイプ2つの洗面タイプがあります。
システムタイプは洗面ボウルや鏡も含んだカウンター一体型の洗面台と収納キャビネット、洗濯機置き場の動線など、洗面所全体を考えた作りになっており空間に統一感が生まれます。
ユニットタイプは洗面ボウル、水栓、鏡、引き出しが一つにまとまった、単体の洗面化粧台です。狭いスペースでも施工性が高く、もっとも一般的な洗面台のタイプです。値段も幅広く、カスタマイズ性が高いのも特徴です。
規格やサイズにもよりますが、当社リフォームでは違うメーカーとの組み合わせでの洗面リフォームや、賃貸住宅向け商品の素取り替え工事も承っております。

パナソニック:シーライン

TOTO:サクア
お客様のこだわりを実現する、造作での洗面台リフォームも承っております。
造作洗面台は、既存のシステム洗面台に比べてサイズや収納、デザインを好きにカスタマイズすることが出来るため、家やインテリアに合わせた空間を作ることが可能です。鏡や水洗金具、照明や台座、デザインタイルなど、素材や細部にこだわってお客様好みの洗面台にすることが出来ます。
造作洗面台の中でもホテルのように、台の上に洗面ボウルを設置するだけのベッセル型は、シンプルでデザイン性も高く今人気のタイプです。他にも洗面ボウルを台に埋め込んで、ベッセル式より深い洗面スペースを作ることもできます。
神奈川県海老名市H様邸
神奈川県横浜市M様邸
神奈川県横浜市N様邸
色や形も様々で組み合わせも自由自在。全体的に白い色味になりやすい洗面台のアクセントとして活用することが出来ます。タイルの素材も様々で陶器や磁器、水まわりでは透明感のあるガラスタイルも人気です。また、タイルは汚れが染み込みにくく、柄や色によっては汚れ自体が目立ちにくいという嬉しい効果もあります。
デザイン性、清掃性を兼ね揃えたモザイクタイルは当社リフォームでも取り扱っております。ご希望のお客様はお気軽にご相談下さい。

収納を中心にした洗面リフォーム
大小様々なサイズ、開き戸やスライド式など幅広い選択肢があるのがフロントキャビネットです。
中にはボトル類が取り出しやすい縦型形状や、脱衣籠として活用できるランドリー収納など、用途に合わせた様々な形状が用意されています。
ミラーキャビネットとは鏡の裏に収納スペースがある鏡裏収納のことです。
棚やトレイの高さ調節が出来るものは、大小様々な物が収容できます。中にはドライヤーなどを充電しながら収納できるように、コンセントが備えてある物もあります。
洗面化粧台下部の蹴込み(けこみ)にスペースを設けた収納です。
引き出し式の蹴込みスペースに体重計をスッキリ収納。体重が加わるとキャビネットが固定されるので、引き出したらそのまま乗って使用することができます。
ウォールキャビネットのタイプ選択は用途に合わせて
近年特に注目されている壁面収納の一つであるウォールキャビネット。
デットスペースになりがちな洗面室上部を活用することができる収納方法です。高い場所の収納にはストック用品の保管、お子様の手に触れさせたくない物をしまうことができます。
特にデットスペースになり易い洗濯機の上部には、昇降式のキャビネットの設置がおすすめです。洗濯の際に使用する洗剤類を必要な時に取り出せるので後片付けもラクラク、とっても便利です。
脱衣所も兼ねている洗面所なら戸の無いオープン棚に、お風呂から出たらすぐに必要になるタオル類を整理しておくと使い勝手が良いでしょう。
収納は家族の身長などに合わせて収納する物、場所を考えることが大切です。

LIXIL:アッパーキャビネットダウン機構付き
壁や床にまでにこだわった洗面リフォーム
洗面リフォームをする上で気をつけるのは、なんといっても湿気対策です。洗面所は浴室や洗濯機と隣接していることが多く、水気がこもりがちになってしまいます。そのため、洗面所の湿気対策が万全でないと、せっかくリフォームしてもすぐにカビが発生してしまいます。
リフォームをする際には防カビ性能や水が染み込みにくい素材を使うようにしましょう。
壁におすすめの素材
珪藻土は昔から利用されてきた自然素材由来の壁材です。調湿効果があり、お部屋の湿度が約60%になるようにコントロールします。
また断熱性・吸音性にも優れており、臭いを分解する作用もあります。
リクシルが開発したエコカラットは、高い調湿・消臭効果で珪藻土と同じく人気沸騰中の壁材です。
意匠性を感じさせる凹凸デザインを活用して、壁に部分貼りしてもおしゃれな空間になります。
壁材の他に、消臭・防カビ効果のある壁紙を活用する方法があります。
壁紙は柄やパターンも豊富でデザインに凝れます。水の飛びやすい腰高に防水パネルを貼りつけて壁をツートンカラーに仕上げることも出来ます。
床におすすめの素材
塩化ビニールで造られた床材です。
耐水性に優れ、汚れも付きにくく洗面・脱衣所に適した床材です。
またデザインの種類も多く、テラコッタ柄や木材柄などが人気です。
水まわりの空間デザインにこだわりがあるご家庭には、複合フローリングをおすすめしております。
水まわりに適した耐水性の高い物や、床暖房に対応したタイプもあります。
コルクは湿気に気をつければもっとも快適な床材と言われています。
コルクは断熱性、弾力性が高く素足で歩いた時の気持ちよさが魅力的です。近年では床暖房に対応したタイプも登場しました。
洗面リフォーム施工事例
家族5人分の衣類が収納できる、並んで使える大型洗面リフォーム


お客様 | 神奈川県横浜市Y様(5人家族) |
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建物種別 | 一戸建て |
採用商品 | TOTOオクターブ |
設置方向を変えたことで、広くなった洗面所にTOTOオクターブを設置。大きな洗面化粧台には3人が同時に立てます。
朝の混雑しやすい時間帯に、お互いの動線がぶつからないよう洗面ボウル横に作業台スペースを設けました。
造作で取り付けた収納にはちょっとこだわり、家族5人分の下着が個別に入る引き出しを取り付けて、脱衣所としても使えるようになりました。
造作のオープン収納棚でラクラク収納!家全体のデザインに合わせた造作洗面リフォーム


お客様 | 神奈川県横浜市H様邸 |
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建物種別 | マンション |
採用商品 | 洗面ボウル:中山コーポレーションE350100 |
カウンターとミラー付き収納は既存の物をそのまま使い、アクセントとしてモザイクタイルをワンポイントに使用しました。
造作したオープン収納棚の大きな籠には洗剤やドライヤーを、棚にはタオル類をたっぷりと収納できます。
機能的でデザインも統一されたおしゃれな洗面空間を実現しました。
新着洗面リフォーム施工事例
洗面リフォームと一緒に浴室リフォームをおすすめします
洗面リフォーム時の解体の際、給水・給湯配管の腐食や、土台や柱に腐食・シロアリの被害部分が発見される事が多くあります。シロアリ被害は隣接する浴室に被害が広がりやすく、洗面と浴室はお互いに絡み合う工事も多いため、同時リフォームは大変効率的です。

給水配管の漏水

土台腐食とシロアリ跡
浴室も含めた同時リフォームなら、より具体的に洗面室との動線を考えたリフォームプランをご提案できる上、工事費用や日数も個別でリフォームをするより少なく済み、給排水管のメンテナンスも一緒に行えます。
洗面リフォームをお考えの際は是非、お得な水まわり同時リフォームをご検討ください。

バスルーム:TOTOサザナ 洗面化粧台:TOTOサクア
洗面リフォームの流れ