施工事例

映画好きなO様ご夫妻。築23年を過ぎた住まいのリフォームでは、LDKを思い切ってシアター空間にしたい！とご要望がありました。

キッチンに立ちながらでも楽しめるのが、O様邸のリビングシアターの魅力。音のバランスを考えたスピーカーを天井に埋め込み、ゴチャゴチャしやすい配線をいかにキレイにして見せないようにするか、スクリーンの背景の色、大きな窓が多いLDKの遮光や遮音は・・・など、ご夫妻でもたくさんディスカッションなさったとか。
このように細かい設計が必要なリビングシアターですが、「商品や施工のことも丁寧に説明してくれたし、わからないことや疑問点にもきちんと答えてくれたので安心しました。カナジュウさんはアイデアもたくさん出してくれたしね！」とO様。

「シアターがあることによってのんびり家にいる時間が増えました。ここにいることがとても心地いいんです。周囲にもシアターがある暮らしの良さを伝えていけたら。」と大満足のご様子です。

■リビング
シアターまわりはスッキリと。配線など細々としたものが見えないので、映画やスポーツに集中できますね。画面とのコントラストを強くするために、背景は濃いブラウンやブラックでまとめています。リフォームをきっかけにモノを整理整頓したこと、プランナーから提案した明るめの床材の色の効果で、広く感じられる空間になりました。

■キッチン
シアターが楽しめる対面キッチンは、奥様たってのご希望。キッチンと後ろの収納の間は110ｃｍあります。「誰かが後ろを通っても気にならないくらい余裕がありますよ」と奥様。LDKの設計の中心となるキッチンが動きやすいと、LDK全体が動きやすくなります。ニュアンスあるキッチンの色も、空間全体の落ち着いた雰囲気によく合っています。


■窓周り
窓まわりは遮音や遮光を考えた工夫を。遮音のために取り付けたのは内窓（インプラス）。リビングシアターには欠かせないアイテムです。また遮光も大切です。どれだけ遮光するかで画面の色の見え方が大きく変わります。光や風を取り込むためにどうしても窓が多いLDKですが、外付けサッシや遮光性能の高いカーテンでシアターを楽しむ環境が整いました。


■トイレ
少しの工夫で居心地がよくなるのがトイレ空間。壁紙をツートンカラーでまとめました。上品な淡いブルーが、粋なアクセントになっています。不要なものはこのリフォームを機に断捨離をして、スッキリ。必要なモノと必要でないモノをしっかり分けられたとか。居心地のよいトイレもまた、スローライフには欠かせません。