【故障の前兆かも?】ビルトイン食洗機が出すサインと買い替えタイミングの見極め方

毎日使っている食洗機が「最近何か調子が悪い・・・」と感じたことはありませんか?
□ 食器の洗い上がりに汚れが残る(スプレーアームの回転不良など)
□ 洗浄中に異常な音がする(内部モーターやポンプの劣化)
□ 水漏れ・床に水たまりができる(パッキン劣化・接続不良)
□ 乾燥機能が弱くなった(ヒーター故障など)
□ エラーコードが頻繁に出る(基盤の経年劣化)
長年、利用している食洗機から様々なサインが出てきたら、メーカーの点検・修理や本体の交換時期なのかもしれません。
家事負担を大きく軽減してくれる食洗機は、今では冷蔵庫や洗濯機と同じくらい家庭の必需品となっているご家庭も多く、突然の故障は生活に支障をきたすだけでなく、修理や買い替えの判断にも悩みがちです。
今回は、そんなときのために、故障のサインや交換の目安について詳しくご紹介します。
2021年7月までは特定保守製品だったビルトイン食洗機

ビルトイン食洗機は以前「特定保守製品」として法律に基づいた点検制度の対象でしたが、事故件数の少なさや製品の安全性向上などを背景に、2021年8月から対象外となりました。
しかし、それ以降に製造されたビルトイン食洗機でもメーカーによっては、経年をお知らせする機能を搭載した物もあるなど、使用期間が長くなった食洗機は、見えない場所での劣化や内部トラブルのリスクが高まります。
毎日使う食洗機を安全、安心して使い続けるためにも、点検や買い替えの検討をすることはとても大切です。

今使っているビルトイン食洗機が特定保守製品(製造年月)か知るためには・・・
2021年以前に製造されたビルトイン食洗機は、本体の横、上部などに特定保守製品と記載されたシールが貼ってあります。このシールには、品番や製造年月、点検期間が記載されています。
また、購入時に取扱説明書と一緒に、販売メーカーから所有者登録を促すハガキなどが入っているので、こちらが入っていれば、特定保守製品となります。
ビルトイン食洗機の買い替えのタイミングとは

ビルトイン食洗機の買い替え時期は、機器が故障した際に修理ができるかどうか、つまりメーカーが部品を保有しているかどうかがひとつの判断ポイントになります。
【部品の保有期間がカギを握る】
たとえば、2016年に発売されたパナソニックのスライドオープンタイプ食洗機「NP-45RS7(R7シリーズ)」の取扱説明書には、以下のような部品の保有期間が記載されています。
整備用部品:製造打切り後12年
補修用性能部品:製造打切り後10年
このように、多くの機種では「製造終了から10年程度」が部品供給の目安となっています。
【「標準使用期間」も参考に】
また、食洗機の取扱説明書には、設計上の標準使用期間として「製造から10年」と記載されていることが多くなっています。
つまり、製造終了後10年以上が経過したビルトイン食洗機の場合、部品が残っていれば修理できる可能性はあるものの、別の部位が今後すぐに故障するリスクも高まってくるということです。
特に、経年劣化により複数箇所が連続して故障する可能性もあるため、修理と買い替えの判断は慎重に行う必要があります。
【製造終了時期がわからないときは?】
「自宅の食洗機がいつ製造終了になったのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
その場合は、まずは型番をもとにメーカーのサポートに問い合わせ、製造年や部品の供給状況を確認するのが安心です。
・修理してもすぐ別の故障が起きそう
・食洗機の使い勝手や洗浄力に不満がある
こうした場合は、新しいビルトイン食洗機への交換を前向きに検討するタイミングかもしれません。
まとめ

今回は「故障の前兆かも?ビルトイン食洗機が出すサインと買い替えタイミングの見極め方」についてお伝えしました。
エコカナでは、ビルトイン食洗機の実機を数多く展示しています。スライドオープンタイプはもちろん、たっぷり入るフロントオープンタイプも実際にご覧いただけるので、「サイズ感がわからない」「音や使い勝手が気になる」という方にも安心です。
「うちのキッチンにも取り替えられるのかな?」「どれを選べばいいの?」といったご相談にも、経験豊富なスタッフがやさしく丁寧にお答えします。
エコカナは事前調査を経験豊富なスタッフが行うので、寸法を測ったり写真を撮影するなどのお手間を取らせずに見積りを提出させて頂きます。
「ちょっと見てみたいな」「まずは話を聞いてみたいな」でも大丈夫。エコカナは、地域の皆さまに寄り添ったショールームです。どうぞお気軽に遊びにいらしてください。