簡単にできる!年末に向けてレンジフードの大掃除の手順
気づけば油汚れがぎっしりと付着し、つい見て見ぬふりをしてしまうレンジフードも、年末は大掃除のチャンスです。
レンジフードが汚れて吸い込みが悪いと、調理中の油を含んだ空気が拡散し、家中に油汚れが広がります。つまり「レンジフードをキレイにする=家全体の汚れを防ぐ」ことにつながります。
今回は、レンジフードの簡単な掃除手順をご紹介します。特別な洗剤や道具は不要。食器用洗剤とやわらかい歯ブラシなどで簡単に掃除できます。
一年の締めくくりに、キッチンをすっきりキレイにして気持ちよく新年を迎えましょう。
レンジフード掃除をおこなうための準備
レンジフードの掃除を始める前に、まずは必要な道具をそろえておきましょう。バケツ、やわらかいスポンジや歯ブラシ、雑巾、キッチンペーパー、中性洗剤(食器用洗剤)等があれば、基本的なお手入れは十分に対応できます。
さらに、作業時には厚手のゴム手袋を着用するのがおすすめです。洗剤による手荒れを防げるだけでなく、レンジフード内部には鋭く角ばった箇所がある場合があります。安全のためにも、手袋は必ずつけておきましょう。
シロッコファンは浸け置きで汚れを落としやすく
レンジフードの大掃除で厄介なのが、羽根の多いシロッコファン。油汚れがびっしりで、見るだけで気が重くなる方も多いはず。
効率よくキレイにするには、40〜50℃のお湯に中性洗剤を溶かした洗浄液で浸け置きするのがおすすめ。30分〜1時間ほど浸けるだけで汚れがゆるみ、やわらかい歯ブラシやスポンジで軽くこすれば落ちやすくなります。
浸け置きの間に、レンジフードの外側や整流板を掃除すれば、作業がスムーズに進みます。
フィルターはシンクにゴミ袋を広げて浸け置きを
レンジフードのフィルターも、油とホコリが混ざった汚れがこびりつきやすいですが、フィルターも40〜50℃のお湯に中性洗剤を溶かした洗浄液で浸け置きしておきましょう。バケツに入らない場合は、キッチンのシンクにゴミ袋を広げ、ごみ袋の中で浸け置きするのもおすすめです。30分〜1時間ほど浸けた後、やわらかい歯ブラシでこすればきれいになります。
キッチンペーパーで簡単!レンジフードの汚れ落とし
レンジフードの整流板や、整流板を外した内側は、油とホコリが混ざった汚れがこびりつき掃除がしづらいですが、そのような部分には中性洗剤を使ったキッチンペーパーのパック掃除が便利です。キッチンペーパーに食器用洗剤を塗って貼り付け、10分ほど置くと油汚れがゆるみます。時間が経ったらペーパーを外し、ぬるま湯で固く絞った雑巾で拭き取りましょう。汚れが気になる箇所は、やわらかい歯ブラシで軽くこすると効果的です。
外側の天面や本体、薄めた中性洗剤を浸した雑巾で拭き取り、最後にからぶきして仕上げます。
習慣づけたいレンジフード汚れの予防と掃除
レンジフード周辺の汚れの予防としては、調理の10分前にスイッチを入れて気流を作ると、吸い込みが良くなるので油を含んだ空気が拡散されるのを防げます。
さらに、油汚れを放置すると酸化して塗装を傷める原因にもなるため、調理後にレンジフードの表面や整流板などを、薄めた中性洗剤でさっと拭くだけでもレンジフードが長持ちします。
こまめなお手入れを習慣化させて、いつでもキレイなキッチンを保ちましょう。
レンジフードの油汚れがきれいになりました
汚れをためていたレンジフードが、簡単な手順でキレイになりました。レンジフードは、性能を長く保つためにも定期的なお手入れが欠かせません。汚れが少ないうちの掃除を習慣化することで、こびりつきや汚れの酸化による塗装の劣化も防げます。今回ご紹介した方法を取り入れながら、無理なく続けられるお手入れ習慣をつくってみてください。
※レンジフードの掃除は、各メーカーの取り扱い説明書をよく読み、注意事項を守っておこなってください。今回撮影で使用した機種は富士工業のレンジフードASRL-3A-9017VRSIです。
お手入れがラクになる!エコカナで最新レンジフードを体験しませんか
最近のレンジフードは、自動洗浄機能付きのモデルや、10年間ファンの掃除が不要なモデルなど、驚くほど手入れが簡単な機種も登場しています。毎回の掃除の手間を大幅に減らしたい方にとてもおすすめです。
エコカナでは、展示されているレンジフードに触れて、操作性や掃除のしやすさを確認できるので、購入前に納得して選ぶことができます。
Rinnai
TAGシリーズ(TAG-REC-AP751GM)
リンナイのTAGシリーズは、自動洗浄機能を搭載したレンジフードです。給湯トレイにお湯を入れ、ボタンを押すだけでレンジフード内部とファンを掃除してくれます。他にも二酸化炭素濃度によって自動で換気する自動換気機能や、調理状況に応じて運転電力を節約してくれる風量おまかせ運転など、今の時勢に合わせた3つの自動機能を搭載した最新鋭のレンジフードです。
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Rinnai
OGRシリーズ(OGR-REC-AP752R/LSV)
リンナイのOGRシリーズは、ノンフィルタータイプのレンジフードの中でも最高グレードの機種です。ビルトインガスコンロの連動機能はもちろん、業界初のオイルスマッシャーディスクを搭載したことで、フィルターだけでなく、ファンの掃除も不要になった高い清掃性が特徴のシリーズです。
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NORITZ
easia(NFG6S24MSV)
ノーリツ製レンジフードのイージアは、ノンフィルタータイプのレンジフードではハイグレードの機種です。イージアはファンに油やホコリが届くまでに約93%ブロックするサイレントクリアフィルターが搭載されています。レンジフード内部が汚れないため、10年間ファンのお手入れが不要です。